歯医者は儲かる?歯科医院の新規参入が増えている理由

歯医者さんが増えている理由

予防による虫歯の減少

今やコンビニよりも件数の多い歯医者さん。
その数は全国で68000件を超えています。
件数が増えてきたのには理由があります。

1969年、厚生労働省は1985年までに人口10万人に対する歯科医の数を50人にするという目標を立てました。
これは、1960年代に入り、生活や食が変化し、虫歯に悩む人が増えたにもかかわらず、不足(10万人に対し30人)していたことが背景となっていました。
それを受けて全国で歯学部の設立が相次ぎ、この目標は10年かからず達成されました。
2010年には10万人を超え、現在では人口10万人に対し、81名という歯科医過剰の状況になっています。
1987年に歯科医師過剰を危惧し、歯学部定員の20%削減を行ったものの、それでも毎年2000人ほどの歯科医師が誕生し、歯科医の新規参入が起こっています。

街中での歯医者さんが増えた要因には、総合病院などでは歯科専門の科は少なく、歯科医師資格を取得した学生は、病院へ就職するのではなく自然と開業の道を選んでいた事によります。
歯科医師、特に男性の6割は独立開業をしているのです。
毎年1000件以上の新設を続けていた歯医者さんも、2011年ころからは約200件という数に減りましたが、それでも件数としてはかなりな数字です。
こうして1970年代から増えていった歯医者さんですが、40年を経て、今、世代交代の時期を迎えています。
そして、患者さんの治療目的の変化や事業の継承、M&Aなどで業界の構造が変わりつつあります。

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